東京家族@川崎チネチッタ ★★★★★  

 話題の「東京家族」を観て来ました。良かった!。改めて家族の絆
について考えさせられました。
 ご存知のとおり約60年前の小津監督の「東京物語」のリメイク版。
「東京物語」は邦画の秀作。英国映画協会発行の「サイト・アンド・サ
ウンド」誌が10年毎に発表する2012年世界の映画監督358人が選ぶ
最も優れた映画である。(ちなみに批評家846人による部門では第3位、
この部門1位はヒッチコックの「めまい」)
 この「東京家族」を観るにあたり、元となった「東京物語」を観ておくべき
と思いアマゾンでDVD取り寄せ予習を行い、いつものとおり夫婦50割引
で川崎チネチッタへ。 
 チネチッタは土曜日の朝9:45開演という早い時間にも拘らず、老夫婦
やおばさん、おばあさんの集団で7割程埋まり、この映画の性格が表れ
ているようだ。
画像

 物語自体は基本的に田舎から出てきた老夫婦と東京に居る子供達と
のやりとりを通して家族のありさまを描いたものでシンプルなストーリー
でテーマも同じ。ただ、「東京家族」では現代風にアレンジしているが
平成というよりは昭和末期的な感じもしたが・・・。
 中盤からは吉行和子演じるおばあさんの母親としての優しさにもう
涙、涙・・・・・・、おじさんも問題児で親に苦労掛けたけど・・・、ありが
たいよね・・・親というのは・・・・・子供たちの勝手さも鋭く描き、反省
しきり・・・・。
 この映画、基本的にそれぞれの思いをセリフで明確に説明するので、
純文学、文芸大作と違い、分り易く感情移入しやすかったですね。
 とにかく、観て損は無い秀作、2作品観比べると監督の表現の違い、
時代の違いがわかり、面白さも倍増するでしょう。

(参考)
 監督部門「東京物語」2002年5位、1992年3位

 批評家部門で小津監督の「晩春」(49年)が15位、
 黒澤明監督「七人の侍」(54年)が17位、同「羅生門」(50年)が26位、
 溝口健二監督「雨月物語」(53年)が50位

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック