小説「火花」を読んでみました

 話題の小説なので、読みたいと思っていたが、ケチな
おじさんとしては、今更、新品(1300円)を買うのもちょっと・・
・・・・、と思っていた矢先、ちょうどブックオフで1冊だけあった
ので即購入(780円)。読んでみました。
 内容は、若手の漫才師が芸人としての生き方を尊敬する
先輩芸人との生き方とを対比しながら模索する物語。
 小説としてはどうかというと、ストーリーはとりたてて面白い
わけではないが、芸人としての生き方、考え方やこだわりに
ついては考えさせられるものはありましたが・・・・。
 しかし、そんなに難しいことを考えながら漫才道を追求して
いるのかと、失礼ながら、少々違和感を覚えました。
 実際、今の芸能界(上べだけしか知らないのかもしれませ
んが)漫才やコントは売れるまでのステップで、売れるように
なったらテレビのバラエティ番組等に主戦場を移して、MCや
雛壇での仕事に傾注し、漫才等から卒業するのかと思って
いました。認識不足であればすみません。
 無論、やすし・きよし等の名人と呼ばれる漫才師も過去
存在し、テレビの司会等もやっていたが、あくまでも寄席での
漫才を主戦としてやっていたことは認識しておりますが・・・。
 また、情景や心情描写については、純文学的表現で格調
高いのかもしれないが、純文学に慣れていないおじさんには、
まどろっこしく、くどい感じがしました。
 物語的には、ラス前の漫才のラストステージの場面は面白
く引き込まれたが、ラストがイマイチ・・・。奇抜でグロテスクで
有り得ない。その理由も説明しすぎ。いやな終わり方でした。
 結論としては、古本で十分・・・・・・・・でした。
 あくまでも個人的な意見です。反論はご容赦願います。
 

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